引っ越しをするときに忘れてはならない手続きの1つに、水道の使用停止・開始手続きがあります。
水道は生活をする上で必要不可欠です。
水道の引っ越し手続きは、「現住所で水道の使用停止手続き」と「新居での開始手続き」を行います。
水道の停止、開始手続きを忘れてしまうと、旧居の水道代を余分に支払うことになってしまったり、新居では水道が使えなかったりと、大変なことになってしまうんです。
ですから、引っ越し前に必ず水道の手続きを済ませるようにしてくださいね。
ただ、はじめて引っ越しの手続きを行う場合、「水道の手続きはどうやればいいの???」と疑問を持つはずです。
そこで、ここでは「水道の使用停止、開始手続き」をわかりやすく解説していきたいと思います!
さっそく本編に入っていきますね。
Contents
引っ越し元(旧居)で行う水道使用停止の手続き
まずは、引っ越し元(旧居)で行う「水道使用停止の手続き」から説明します。
水道の使用停止手続きは、引っ越しをする1週間前から行うことができます。

引っ越しの1週間前になったら水道局へ使用停止の連絡してください。
水道の手続きは「電話」もしくは「インターネット」から行うことができます。
ちなみに、電話で手続きをする場合3月〜4月の時期は、引っ越しをする人が多く、水道局も水道の停止、開始手続きの依頼に追われます。
ですから、水道局に電話をしてもなかなか繋がらない・・・、という事態が起きてしまうこともあるんです。
また、昼間に仕事をしている場合は、電話で手続きをする時間が作れないこともありますよね。
水道の停止手続きをするときは、自分のタイミングで手続きができる「インターネット」を利用することをオススメします。

ただ、インターネットで手続きをするときは、引っ越しの1週間前には済ませるようにしてください。
理由としては、インターネットの手続きの場合、手続き完了の反映がされるまでに時間がかかってしまうため、直前の手続きの対応ができないからです。
ですから、引っ越しまでの期間に余裕を持ってインターネットから水道の使用停止手続きを行うことが大切です。
ちなみに、冒頭でもお話ししましたが、水道使用停止の手続きをうっかり忘れてしまうと、水道を使っていなくても、水道代を余計に支払わなければいけなくなってしまいます・・・
ムダなお金を支払うことがないように、忘れずに水道の引っ越し手続きを済ませるようにしてくださいね。
水道の使用停止手続きに関して、くわしい内容は次の表にまとめています。
ぜひ参考にしてくださいね。
水道使用停止の手続き | |
届出場所 | 各水道局 |
手続き方法 |
|
必要書類 | 「お客様番号」が記載の領収書 |
支払い方法 |
|
水道使用停止の立会いは必要なし
水道の使用停止をする際は、立ち合いの必要はありません。
引っ越し当日に、水道局の担当者がメーターを確認し、後日料金を精算することになります。
ただ、退去月までの水道代を水道局の担当者に直接支払う場合は、引っ越し当日に精算をするための時間を確保しなければいけません。
水道料金の精算方法については、以下を確認してください。
退去月の水道使用料金の精算方法を決める
引っ越しをする前には、退去月の水道料金の精算方法を前もって決めておく必要があります。
料金の精算に関しては、停止手続きを行ってから引っ越し当日まで日割り計算されます。
水道料金の精算方法は次の4つです。
- 引っ越し当日、水道局の担当者に現金払いをする
- クレジットカード決済
- 口座振替
- 新居に請求書を送ってもらう
料金の支払いは、水道局の担当者に集金依頼をしたり、口座振替やクレジットカード決済をしたりすることができます。
あなたの都合の良い方法で、退去月の水道代の精算をするようにしてくださいね。
ただ、先ほどもお話ししたとおり、引っ越し当日に水道局の担当者に現金で支払いをする場合は、精算をするための時間を確保しなければいけません。

また、水道の使用停止の手続きをするときは、注意点が1つあります。
それは、引っ越し当日の閉栓作業に立ち会った場合、その場で料金を精算した場合は何も問題はないですが、料金の支払いが後日になる場合には、最後に日付の入るカメラでメーター数値を記載しておくことです。
このような対処を取っておくことで、後日水道局から過剰に料金を請求されることがないため安心ですよ(^-^)
引っ越し先(新居)水道開始手続きについて
続いて、引っ越し先(新居)で行う水道開始手続きについてです。

引っ越し先で水道を使えるようにするためには、水道の使用停止手続きと同時に「新居の使用開始手続き」を行なわなければいけません。
ですから、手続きは引っ越しの1週間〜最低でも3日前までには済ませるようにしてください。
水道の使用開始手続きは、新居で契約する水道局に電話をするか、もしくはインターネットから行うことができます。

ですから、水道の使用停止手続きをするのと同時に、新居の水道使用開始手続きを行うようにしてくださいね。
水道の使用開始手続きに必要な情報は次の通りです。
水道使用開始の手続き | |
届出場所 | 各水道局 |
手続き方法 |
|
必要書類 | 「お客様番号」が記載の領収書 |
以上の必要事項を確認し、電話、もしくはインターネットで手続きを行うとOKです。
また、水道の使用開始を行うための立会いは必要ありません。
新居に到着したら「水道使用開始申込書」を忘れずに郵送しよう
新居に到着したら、水道の使用開始を報告するための書類である「水道使用開始申込書」を忘れないうちに郵送してください、

水道使用開始申込書は、郵便ポスト、もしくは玄関にあります。書類が見当たらなかったり、蛇口をひねっても水が出ない場合には、各水道局に電話をしてくださいね。
水道使用開始申込書を郵送することで、水道の引っ越し手続きは完了です!
ちなみに、水道使用開始の手続きは、書類を郵送しなくても電話やインターネット(各水道局の公式ホームぺージ)から行うこともできます。
ですから、あなたに合った方法で手続きを済ませると良いですよ。
また、新居の水道の使用方法は、次で説明しています。
使用開始手順
新居の台所や、洗面台の水道を使うときは、次の流れで行ってください。
- 水道のメーターボックスの中にある水止め栓を左に回す
- 蛇口をひねる
- 完了!
以上の流れで作業を行うと、すぐに水道が使えるようになります。とってもカンタンですよね( ^∀^)
なお、「手続きをしたのに、水道水が出ない・・・」という場合は、水止め栓をしっかりと左に回しているかをもう一度チェックしてください。
それでも水道水が出ないときは、ただちに水道局に連絡するようにしてくださいね。
水道料金の精算方法を決める
ここまでは、水道の使用停止、開始手続きの方法を紹介しました。
手続きの流れは理解できましたか?
水道の手続きの方法がわかったところで、続いては「これから水道代を支払うときの精算方法」を決めてください。
水道料金の精算方法は大きく分けて次の3つです。
- クレジットカード決済(カード決済後、後払い)
- 口座振替(銀行口座から自動引き落とし)
- 納付通知書(コンビニ、銀行支払い)
上記3つの方法でもっともオススメなのは、クレジットカード決済と口座振替です。
この方法2つの方法は、自動的に水道代が支払われる仕組みなので、水道代の払い忘れを防ぐことができます。
一方で、納付通知書は、水道代の請求が書類として郵送されます。
ですから、書類を自宅の棚に置きっぱなしで、気づいたら支払いを忘れてしまった・・・、というケースが多くなってしまうんです。
実際に私も納付通知書が送られてくるたびに、コンビニで水道代の支払いをしていた頃があります。
ただ、やはり「コンビニまで支払いに行くの面倒だなー、後でいいや」という気持ちになってしまい、結局支払いをすることを忘れてしまうことが何度かありました(汗)
水道代を払い忘れていると、水道を止められてしまいます!

精算方法が決まったら、自宅の玄関、もしくはポストに置いてある「水道使用開始申込書」の精算方法にチェックを入れ、ポストに投函してください。

精算方法も決まれば、水道の手続きはバッチリです!
まとめ〜水道の使用停止・開始手続き〜
いかがでしたか?
水道の引っ越し手続きは大きく分けて次の2つです。
- 引っ越し元(旧居)で水道停止手続き
- 引っ越し先(新居)での水道開始手続き
繰り返しになりますが、水道の手続きを忘れてしまうと、余分に水道代を支払うことになったり、新居で水道水が使えなくなったりととても大変です。
水道は、電気やガスと同じくライフラインで大切な手続きですから、手続きを忘れないようにしてくださいね。