「引っ越し退去前にはある程度お部屋の掃除をした方がいいのかな・・・」
「引っ越し前の浴室の掃除はどの程度するものなの?」
これから引っ越しを予定している人は、お部屋の退去前までにある程度掃除をしておくことが大切です。お部屋の掃除の中でも、掃除が面倒になる場所は「浴室」です。
浴室は、カビが発生しやすく、鏡にも水垢がつきやすい場所です。ですので、浴室の掃除は結構大変な箇所なんですよね・・・
ここでは、浴室の掃除を簡単にきれいに行う方法を紹介していきますね♪
Contents
浴室の掃除は、退去時までに必ず行うように
浴室の掃除は引っ越し退去時までに、必ず行うことが大切です。
浴室などの水回りがかなり汚れていると、退居時のホームクリーニング代が高額になってしまいます・・・
お部屋をきれいに使っている状態での退居となると、敷金があなたの元へ返ってきます。ですが、あまりにも壁紙が剥がれていたり、浴室がカビや水垢でかなり汚れていると、あなたが旧居の契約時に支払った敷金でホームクリーニングを行うため、敷金が返ってくることはありません。(汗)
また、あまりにもお部屋がボロボロで汚い場合には、敷金以上のホームクリーニング代がかかってしまいます。
ですので、浴室の掃除などの自分である程度きれいにできる箇所は、引っ越し前に掃除しておくことが重要なんです!
一人暮らしの引っ越しでは、基本的には自分1人が浴室を使っていますので、それほどかなり汚れが目立つことはないはずです。引っ越しまでに時間を作り、浴室の掃除を行うようにしてくださいね。
浴室の天井
浴室を掃除する際は、上から下に向かって掃除をしていくことが大切です。

ですので、浴室をきれいにするときはまず「天井」から掃除をしていきましょう。
天井はなかなか手が届かない箇所になるので「クイックルワイパー」で掃除することがオススメです。クイックルワイパーは、100円ショップなどで安く手に入れることができるため、掃除の前にあらかじめ用意しておくようにしてください。
浴室の天井も、結構カビが繁殖しやすい箇所です。ですので、カビ取り剤を使い、念入りに掃除していくようにしましょうね。
準備するもの
- ゴム手袋
- 市販のカビ取り剤
- クイックルワイパー
- ウェットシートもしくはクッキングペーパー
- タオル
- マスク
- メガネもしくはゴーグル
- 天井をシャワーで流し、十分に乾燥させる(タオルで拭き取る)
- クイックルワイパーにウェットシートもしくはクッキングペーパーを取り付け、市販のカビ取りハイターをしっかりと吹きかける
- クイックルワイパーで、天井にまんべんなくしっかりと洗剤をつける
- 洗剤がまんべんなくついた天井は、そのまま10分ほど放置する
- 10分後、シャワーでしっかりと洗剤を洗い流す
- クイックルワイパーに、乾いたタオルもしくはクッキンングペーパーを取り付け、水滴をしっかりと拭き取る
⚠注意点
- 換気を忘れずにする
- 丈夫な椅子を踏み台にする
- 洗剤がついても良い格好をする
- 必ず手袋をする
また、天井を掃除するときは、カビ取り剤を使用するため、カビ取り剤のキツイ匂いが浴室に充満してしまいます。ですので、掃除をするときはしっかりと換気をつけておくようにしてください。
たとえば身長の低い女性にとっては、天井の掃除でクイックルワイパーを使用しても、掃除が行いづらい場合もあります。この場合は、椅子が滑らないように丈夫な椅子を踏み台に使いましょう。椅子を使うことで、身長の低い女性でも簡単に天井の掃除を行うことができます。
浴室の壁
続いて、浴室の壁を掃除します。

浴室の壁はシャワーの水垢がつきやすい場所です。ですので、バスマジックリンなどの中性洗剤を使ってきれいに掃除することが大切です。
壁の汚れは、基本的に普段掃除するような手順で行えばOK。
十分に換気をしながら、汚れている箇所を念入りにスポンジでこすりましょう。
準備するもの
- ゴム手袋
- スポンジ
- 洗剤(バスマジックリンなど)
- タオル
- マスク
- シャワーで壁全体を洗い流す
- 中性洗剤をスポンジにつけて、壁の汚れをこすり落とす
- 洗剤のついた壁を5~10分ほど放置
- シャワーで洗い流す
- タオルで水滴をきれいに拭き取る
⚠注意点
- 十分に換気をする
- 必ず手袋をする
- 洗剤がついても良い服装をする
それでも落ちない壁の汚れには(カビ)
壁の隅のゴムパッキンについているカビは、中性洗剤を使ってもなかなか落ちません。
ですので、ゴムパッキンなどについたカビはカビキラーなどの塩素系漂白剤を使うようにしてください。
漂白剤を使うことで、かなかな落ちない壁のカビもきれいに落とすことができます。カビを落とす際には、細かい汚れを落とすことができる使わなくなった歯ブラシを使うことをオススメします。
歯ブラシは、ブラシの毛が細かいので、ゴムパッキンなどの隅の掃除をするときにとても便利です。
準備するもの
- ゴム手袋
- 塩素系漂白剤(カビキラーなど)
- 歯ブラシ
- タオル
- マスク
- カビキラーを気になるところに吹きかける
- 15分〜30分ほど放置
- 使わない歯ブラシで軽くこする
- シャワーで洗い流す
- 水滴をタオルできれいに拭き取る
⚠注意点
- 十分に換気をする
- 必ず手袋をする
- 洗剤がついても良い服装をする
また、カビキラーも、強烈にキツい匂いがありますので、カビキラーを使って掃除をするときは、必ずマスクをしてください。また、浴室も常に換気をし、部屋に匂いが充満しないように注意してくださいね。
浴室の鏡の掃除
浴室の鏡は、水垢がかなり目立ってしまう箇所です。

私が引っ越し前の浴室掃除で、一番掃除に困ったのはこの「浴室の鏡」でした。。。鏡の水垢はバスマジックリンなどで、掃除をしてもなかなか落ちてくれません。
浴室の鏡の水垢は、長年鏡の掃除をしていない場合、汚れがかなり取れづらくなっています。ですので、なかなか落ちない鏡の水垢は「クエン酸水」を使って掃除することが重要です。
私も、実際にクエン酸水を作り、掃除をしてみたのですが、かなりガンコだった水垢がきれいに落ちました!クエン酸水恐るべしです。
尚、クエン酸水の作り方はとても簡単なので、掃除を行う前に準備しておくようにしてくださいね(^-^)作り方は以下の通りです。
- 水100mlに小さじ1杯の割合でクエン酸を溶かす
- スプレー型の容器に入れる
- しっかりと振る
- 完成!
クエン酸水は、水垢などの汚れを落とすときに大活躍してくれます。ガンコな水垢もクエン酸水を使うことで、きれいに落ちてくれます。
私が引っ越し前の浴室掃除で、一番汚れていたのは「浴室の鏡」でした。
準備するもの
- クエン酸水
- ゴム手袋
- スポンジ
- ラップ
- タオル
- クエン酸水を鏡全体にスプレーする
- スプレーをした上から、鏡全体にラップをする
- 半日放置する
- 半日経ったら鏡を水でしっかりと洗い流す
- 乾いたタオルできれいに拭き取る
⚠注意点
- 必ず手袋をする
- 洗剤がついても良い服装をする
クエン酸水は、手につくと、肌が弱い人は手荒れしてしまう場合があります。ですので、クエン酸水を使って浴室を掃除するときは必ず手袋をするようにしてくださいね。
浴室の床の掃除
浴室の床は、かなりカビが繁殖しやすいです。

また、シャンプーやボディーソープなどの泡で床がヌルヌルしてしまうため、そのヌメり気が、カビになる原因になります。
浴室の床のカビには、鏡を掃除するときに使用する「クエン酸水」できれいに落とすことができます。
また、クエン酸とともに「重曹」を使うことで、ダブルのパワーでガンコなカビを撃退することができるのです。
床のカビも、なかなか落ちづらい汚れの1つです。引っ越し前に念入りに掃除するようにしてください。
準備するもの
- クエン酸水(クエン酸水の作り方「浴室の鏡の掃除方法」にて紹介しています)
- 重曹
- ゴム手袋
- スポンジ
- 歯ブラシ
- ラップ
- マスク
- タオル
- 汚れているところにクエン酸水をしっかりと吹きかける
- クエン酸水を吹きかけたところの上から、重曹をふりかける
- しゅわしゅわと出てきた泡を、汚れているところにまんべんなく広げる
- 泡を広げたら、空気が入らないように上からラップをかける
- 30分以上放置する
- 歯ブラシ(スポンジ)で汚れをこする
- シャワーで十分に洗い流す
- 乾いたタオルで水滴を拭き取る
⚠注意点
- 木や大理石を使用している浴室には「重曹は使えない」
- 換気をする
- 必ず手袋をする
- 洗剤がついても良い服装をする
また、床の掃除の注意点として、浴室に木や大理石を使用している場合「重曹」を使うことができません。重曹を使うことで、浴室の木や大理石の箇所を痛めてしまうことがありますので、掃除をするときには十分に注意してください。
浴槽の掃除
浴槽も意外とカビなどの汚れが繁殖する箇所です。

浴槽を掃除するときは「重曹」を使用します。
重曹は、簡単に浴槽の汚れを落としてくれます。掃除方法もとっても簡単で、浴槽にお湯をはり、重曹1カップを入れるだけ。
とても手軽にできるため、掃除に手間や時間をかけることなく行うことができます。
また、浴槽に重曹を入れると同時に、以下で説明する「お風呂グッズ」も同時にきれいにしてしまいしょう!
準備するもの
- お湯
- 重曹1カップ
- タオル
- 手袋
- スポンジ
- 浴槽にお湯をはり、重曹1カップを入れる
- 半日放置する
- 軽くスポンジで汚れをこする
- シャワーでしっかりと洗い流す
- 乾いたタオルで水滴を拭き取る
⚠注意点
- 木や大理石を使用している浴室には「重曹は使えない」
- 換気をする
- 必ず手袋をする
- 洗剤がついても良い服装をする
お風呂グッズの掃除
お風呂で使う「風呂桶」や「椅子」なども、カビが繁殖します。ですので、浴槽を掃除するときに、同時にきれいにしてしまいしょう。

お風呂グッズの掃除にも「重曹」を使用します。
浴槽にお湯を張り重曹を入れ、その中にお風呂グッズをつけることで、浴槽もきれいになりお風呂グッズの汚れも落とすことができるため、一石二鳥ですね(^-^)
準備するもの
- ゴム手袋
- お湯(水)
- 重曹1カップ
- スポンジ
- 浴槽の残り湯に、重曹を入れて軽く混ぜる
- 風呂桶や椅子、お風呂の蓋などを入れる
- 1時間ほど放置する
- 各お風呂グッズを取り出し、スポンジでこする
- シャワーでしっかりと洗い流す
⚠注意点
- 十分に換気をする
- 必ず手袋をする
- 洗剤がついても良い服装をする
お風呂グッズを掃除するときも、必ずゴム手袋をつけて、手が荒れないように注意してくださいね。
シャワーヘッドの掃除
浴室の掃除で見落としがちなシャワーヘッドも、引っ越し前にきれいにしておくことが大切です。

シャワーヘッドを掃除するときには「酢」を使います。
酢は、水垢などの汚れを落とすことに適しています。酢を使うことで、シャワーヘッドについている細かい汚れをきれいに落とすことができます。
浴室掃除の最後にしっかりときれいにしておきましょう。
準備するもの
- 洗面器
- 歯ブラシ
- 酢
- 水
- 洗面器に入れ、酢を大さじ3倍入れる
- シャワーヘッドを一日つける
- 歯ブラシで、汚れているところを優しくこする
- 水でしっかりと洗い流す
- 必ず手袋をする
まとめ
いかがでしたか?
引っ越し前にも、ある程度の掃除をしてお部屋をきれいにしておくことは大切です。
中でも、浴室の掃除はカビや水垢などで汚れが目立ちやすいところでもあるため、引越しの前日までに念入りに掃除をしておくようにしてください。
あまりにも、汚れが目立ってしまうと、お部屋を出るときのクリーニング代が高額になってしまいます。
クリーニング代の負担を減らすためにも、事前に自分自身で浴室をきれいにしておきましょうね(^-^)
普段の掃除ではなかなか落とすのが難しいカビや水垢も、今回紹介した掃除方法で簡単に汚れを落とすことができます。
引っ越し準備でバタバタする前に、時間に余裕を持って掃除を終えるようにしてください。