「これから引っ越しをする予定だけど、粗大ゴミってどうやって処分したらいいのか分からない・・・」
これから新生活に向けて一人暮らしをする人や、単身赴任をする(している)人にとって、引っ越し前には、必要のない粗大ゴミを処分したい人も多いはず。
ただ、リサイクルショップに売ったり自治体に回収してもらったりと、粗大ゴミの処分方法は様々あるので、一体どんな方法で処分したら良いのか悩んでしまいますよね。
ここでは、引っ越しに向けて粗大ゴミの処分をしたい方に向けて、粗大ゴミの処分方法について紹介しています♪
Contents
粗大ゴミの種類と処分にかかる期間
ちなみにあなたは粗大ゴミとはどんなものか説明できますか?
- 1辺の長さが50センチメートル以上200センチメートル以下のもの
- 幅×高さ×奥行きが2万立方センチメートルを超えるもの
- エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、衣類乾燥機、パソコン以外のもの
- 自宅から出たゴミ
粗大ゴミとは上記の項目を満たしているもののことです。

たとえば、1辺の長さが50センチメートル以上毛布が指定のゴミ袋に入った場合でも、粗大ゴミの扱いになるので注意が必要です。
粗大ゴミを通常のゴミと一緒に捨ててしまうと、焼却炉の機器が詰まってしまい、壊れてしまう原因になるため、正しい処分方法で粗大ゴミを捨てるようにしなければいけません。
また、粗大ゴミは、ゴミの日に捨てることができる通常のゴミとは違い、処分方法によってはゴミを処分し終えるまでに時間がかかります。
「えええー粗大ゴミの処分ってめんどくさそうだね・・・」と感じたい人もいるかもしれません。
そうです。粗大ゴミの処分は結構面倒なんですよ。

自治体のゴミ回収や引っ越し業者に依頼する場合、電話やネットで処分の依頼をすることですぐに粗大ゴミの処分ができます。
ですが、ネットオークションやフリマで売る場合には、出品や手続き、また物が売れるまでも時間がかかるため、不用品の売却までに1ヶ月はかかると思っておいたほうが良いです。
よって、引っ越しの粗大ゴミを処分するときは、時間に余裕を持つことが大切です。
粗大ゴミの処分方法
続いては、粗大ゴミの処分方法について紹介していきます。
私がオススメする粗大ゴミの処分方法は6つあります。
まずは分かりやすく粗大ゴミの処分方法を以下で簡単な表を使ってまとめてみましたのでご覧くださいっ
不用品回収業者
不用な粗大ゴミをとにかく早く処分したい人は「不用品回収業者」に依頼することがオススメです。
不用品回収業者は、タンスや布団などの自分だけでは運ぶことが困難な場合でも、業者があなたの自宅まで引き取りに来てくれるので安心です。どんな粗大ゴミでも、全て一気に回収してくれます。

即日すぐに不用品を引き取りに来てくれる業者も多いため、あなたの都合の良い日時で粗大ゴミを処分することができます。
粗大ゴミの処分をすぐに終わらせたい人や、一人暮らしで粗大ゴミの処分が大変な人は、不用品回収業者を使うと簡単に粗大ゴミの処分をすることができますよ(^ ^)
最近では、不用品回収業者も増えていきており、関東地区で粗大ゴミの処分をしたい人は「エコピット」や「片付けエコデュース」などの大手回収業者に依頼してみると良いです(^-^)
業者への依頼方法は、処分をお願いしたい業者に電話かメールで引き取りの予約を取るだけで、簡単に手続きができます!
依頼をするときは、引っ越しに余裕をもって早めに引き取りに来てもらうようにしてくださいね。
引っ越し業者
引っ越し業者でも、粗大ゴミの回収を行なっています。

引っ越し荷物の回収と同時に、粗大ゴミの回収も引っ越し業者にお願いするとかなり楽です!
現在一人暮らしをしていて、心機一転引っ越しを考えている人の中には、仕事の合間をぬって引っ越し準備をしつつ、粗大ゴミの処分もするとなると時間的にもかなり大変ですよね・・・(汗)
「粗大ゴミを処分したいけど、時間ないし・・・」
という人は、引っ越し荷物を同時に粗大ゴミの回収を引っ越し業者にお願いしてしまうのが一番手っ取り早いです!
ただし、注意点が1つあります。それは、粗大ゴミの回収はすべての引っ越し業者が行ってくれるわけではないということ。

実際に粗大ゴミの処分をしてくれる業者を探してみると、安い費用で引っ越しができ、さらには粗大ゴミの回収も行なっている業者ってめちゃくちゃたくさんあるんです。
一番簡単に粗大ゴミ処分も受けてくれる引っ越し業者を見つけるには、一括見積もりサービス「引越し達人」を使うのが早いです。
「引越し達人って何やねん!」という方もいると思うので軽く説明しますと、
引越し達人とは、ネットサービスの1つで引っ越し予定日や引っ越し先の住所などの簡単な情報を入力するだけで、複数の業者からの見積りを1発で見つけてくれる便利な無料サービスのこと。
引越し達人を使えば「安い引っ越し業者も見つかる!」「粗大ゴミの処分もできる!」で一石二鳥なんです!便利ですよね♪
また、粗大ゴミの回収に対応している引っ越し業者の一部は以下でも紹介しています。
★日通

- 単身パックも充実!
- 引っ越し依頼をした人にはオプションで粗大ゴミ回収サービスを行っている。
★サカイ引越センター

- たくさんのプランがあるため、ニーズに合わせてお得に引っ越しができる
- 不用品買取と不用品リサイクルサービスを行っている。
★ハート引越センター

- 単身引っ越しや遠方への引っ越しを得意としている。また業界では珍しい全国直営店舗でサービス・品質向上に努めている。
- 不用品の無料引き取りサービスを行っている(条件により有料の場合あり)
自治体の粗大ゴミ回収
粗大ゴミを処分するときは、自治体の粗大ゴミ回収を利用するのも1つの手です。
自治体で処分してもらうことのできる対象粗大ゴミは以下の通りです。
- 1辺の長さが50センチメートル以上200センチメートル以下のもの
- プラスチック・木・金属でできているもの
自治体は各地方により処分方法が異なるため、まずはあなたの住んでいる地方自治体に相談してみることが大切です。
また、自治体に粗大ゴミの処分依頼をすると、依頼から処分までに時間がかかります。ですので、引っ越しまでは時間に余裕を持って自治体に回収依頼をすることが大切が大切です。
各地方自治体の公式ホームページから電話・メールで申し込み。
『依頼できないもの』
以下は、自治体に処分してもらうことができないものです。
ですので、このような不用品は、不用品回収業者に買い取ってもらうようにしてください。
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リサイクルショップ
いらなくなった粗大ゴミは、リサイクルショップに売りお金に変えてしまうことができます。
ただ、リサイクルショップに不用な粗大ゴミを売る場合には、以下の条件が必要です。
- 製品がまだ使える
- 比較的きれい
上記の項目を満たしている製品は、少しでも高く買い取ってもらうことができます。
自分でも取り除ける汚れ等は、あらかじめ綺麗にしておくように。自分では運ぶことのできない製品も、ダンボールで送ることで買い取りをしてくれるお店もあるため、安心です。
リサイクルショップに不用品を売る場合には、あらかじめ製品の品目を電話で伝えておくと、売却をスムーズに行うことができます。
また、私がおすすめのリサイクルショップは以下の2つです。
★HARD OFF

電話をするだけで、あなたの自宅まで出張買取をしてくれるため楽チン!
★2nd STREET

衣類関係などは、webで買い取りをしてくれる!
オークション
不用な粗大ゴミはオークションで売ってしまいましょう。
オークションなら、製品によっては高額で売れることもあります!ですので、オークションで儲かったお金は引っ越し費用に当てることもできますよ(^-^)
ただ、オークションはオークションサイトに登録し、製品を出品し、製品が売れた後の配送などの工程が多いため、不用品を売るまでに時間がかかります。
オークションは粗大ゴミに出すべき不用なものをお金に変えることはできても、手間と時間がかかる方法なので、引っ越しの時間に余裕のある人にオススメします。
また私がオススメするオークションサイトは以下の3つです。
★ヤフオク

- ヤフーが運営する日本最大級のオークションサイト
- 売ることができる商品のジャンルが多い
- 出品方法も簡単!
- たくさんの利用者がいるため、製品が早く売れる確率はかなり高い!
★ジモティー

- 不用なものを売ったり、譲ったりすることができる掲示板サイト
- 支払い方法や受け渡しは自分自身で決めることができる
- 注意点としては取引完了までは個人情報を教えないこと
★メルカリ

- スマホで簡単にできるフリマアプリ
- 出品方法が簡単!
- 洋服や小物関係はもちろん、大型家電や家具を簡単に売ることがでる友人に譲る
友人にゆずる
お部屋で使わなくなった不用品は、友人に譲ってしまうのも良い方法の1つです。
友人にゆずることで、お金を払って粗大ゴミを処分したり、ネットやお店に不要なものを持って行ったり売る必要がありません。
不要なものの処分ができるあなたも得ですし、欲しかったものをもらえる友人も得をすることができます。
ただ、タンスや食器棚などのように大きな家具を譲る場合は、家具を運ぶトラックが必要になったり、業者に輸送を依頼しなければならない可能性もあります。ですので、不用品のものによっては、輸送費がかかることもあるため、注意してくださいね。
家電製品とパソコンには処分方法が決められているものがある
粗大ゴミの処分では、家電リサイクル法とパソコンリサイクル法により、ゴミの処分方法が複雑になっているものがあります。
まず家電リサイクル法の対象品目とパソコンリサイクル法の対象品目は以下の通りです。
家電リサイクル法の対象品目
- テレビ(ブラウン管)
- 薄型テレビ(液晶・プラズマ)
- 冷蔵庫
- 冷凍庫
- エアコン
- 洗濯機
- 洗濯乾燥機
パソコンリサイクル法の対象品目
- デスクトップパソコン(本体)
- ノートパソコン
- 液晶ディスプレイ(LCD)
- ブラウン管(CTR)ディスプレイ
- ディスプレイ(CRTまたは液晶)一体型のパソコン
- コード
- マウス
- キーボード
- スピーカー
家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)の処分方法
上記の表で説明した家電リサイクル法の対象品目は、法律により処分方法が定められています。
家電リサイクル法で定められた電化製品は、製造業者や輸入業者による回収とリサイクルをしなくてはいけません。

ただこの場合は、リサイクル料金以外にも運搬費用がかかってしまうため、注意しましょう。
また、家電製品を知り合いから譲ってもらったものを処分する場合には、指定の取引場所に持って行くことになります。指定の取引場所については自治体に相談することで、各指定場所を紹介してもらうことができますよ(^-^)
家電製品の処分は、手間もお金もかかりますが、面倒くさがらず早めに処分するようにしてください。また、各家電製品のリサイクル料金の目安は以下の表を参考にしてくださいね。
リサイクル料金の目安 | |
テレビ(ブラウン管15型以上) | 1,836円〜 |
テレビ(ブラウン管16型以上) | 2,916円〜 |
テレビ(液晶プラズマ15型以下) | 1,836円〜 |
テレビ(液晶プラズマ16型以上) | 2,916円〜 |
冷蔵庫・冷蔵庫(170L以下) | 3,672円〜 |
冷蔵庫・冷凍庫(171L以上) | 4,644円〜 |
エアコン | 972円〜 |
洗濯機・衣類乾燥機 | 2,484円〜 |
参考:経済産業省「http://www.meti.go.jp/policy/it_policy/kaden_recycle/case1/case1_02.html」
パソコンリサイクル法(資源の有効な利用の促進に関する法律)の処分方法
パソコンなどの電化製品も業者に回収してもらい、リサイクルする義務が定められています。
ただ、パソコンなどの電化製品(2003年以降の製品)は購入時にリサイクル料金も含めての製品代を支払っているため、家電製品のテレビや冷蔵庫などの家電製品のように、リサイクル料金を支払う必要がありません!無料で製品を回収してもらうことができます。
処分方法は、各パソコンのメーカーに電話で連絡すると、担当者が製品を回収してくれます。
ただ、2003年よりも前に製造・販売された製品の場合は、リサイクル料金を支払って、各パソコンメーカーに回収してもらう必要があります。
製品の目安基準としては、リサイクル料金を支払った製品には「PCリサイクルマーク」がついています。マークは、以下の画像のようなものです。

今マークがついているかどうか製品を事前に確認してみるようにしてください。
パソコンは処分前にデータをすべて消すこと!
パソコンを処分に出すときは、必ず全てのデータを削除するようにしてください。

危険な目にあってからでは手遅れです。
ですので、処分前には必ず全てのデータを綺麗さっぱり消しておくようにしましょうね。
まとめ
いかがでしたか?
粗大ゴミの処分方法については、簡単に短時間で終わらせられるものでも、処分に高額な費用がかかってしまうものや、リサイクルショップやオークションで売ることで、不用品を少しでもお金に変えることができる方法もあります。
上記の処分方法の中から自分に合った方法で、引っ越しに余裕を持ち、早めに粗大ゴミの処分を終わらせるようにしてくださいね(^-^)