あなたも、貯金や給料振込みの管理で銀行口座を使っているかと思います。
引っ越し後は必ず「銀行口座の住所変更手続き」を行わなければいけません。
引っ越しに伴って、銀行口座の住所変更をする理由は、銀行から送られてくるハガキやお知らせを新居に送ってもらうためです。
銀行口座の住所変更手続きを行わないと、引っ越し後もずっと旧居に銀行からのお知らせやハガキが送られてしまいます。
最悪の場合、旧居に引っ越してきた住民にあなたの個人情報を知られてしまったり、住所不定という理由から銀行ATMの利用に制限がかかってしまうんです。これは大変ですよね(汗)

ただ、「銀行口座の住所変更ってどうやればいいのかわからない」「ぶっちゃけ、なんかめんどくさそう・・」と思っている方もいるかもしれませんね。
銀行口座の住所変更は、銀行窓口やインターネット、郵送や電話など様々な方法で手続きを行うことができるんです!
ここでは「銀行口座の住所変更手続きの方法」についてわかりやすく解説しています。銀行口座の住所変更手続きをするときはぜひ参考にしてみてくださいね( ^∀^)
では、さっそくまいりますよーっ!
Contents
銀行口座の住所変更手続きの重要性とは
あなたは「引っ越しをするときになぜ銀行口座の住所変更をしなければいけないのか」知っていますか?
「銀行口座の住所変更なんてしなくてもいいんじゃないの??」「手続きの重要性ってある?」と思っている方もいるかもしれませんね。
銀行口座の手続きは、地方銀行であろうと、メガバンクであろうと住所変更手続きが必須です。
なぜかというと、先ほど冒頭でもお話ししたとおり、手続きを行わないと銀行からの重要な通知書類が新住所に届かず、すべて旧住所に郵送されてしまうからです。
旧住所に送られた書類を、今度は新居に送ってもらうとなると、かなりの手間と時間がかかってしまいますよね。
ちなみに、銀行から送られるハガキや書類は「転送不要」となっていることもあります。

転送不要とは、銀行からの重要書類が間違ったところに郵送されることを防ぐためのものです。
転送不要になっている書類は、たとえ郵便局の転送サービスを利用していても、書類が新居に届くことがありません。
また、銀行書類の宛先が不明となってしまうと、ATMの利用に制限がかかってしまう可能性もあるんです。
これは大変ですよね(汗)

さっそくですが、銀行口座の住所変更手続きの方法については、以下で1つ1つわかりやすく説明しています。
銀行口座の住所変更手続きの方法は4つ!
さっそくここでは、銀行口座の住所変更手続きの方法を紹介します。
銀行口座の手続き方法は次の4つです。
- 銀行の窓口
- インターネット
- 郵送
- 電話
下記では、それぞれの手続き方法についてくわしく解説しています。
自分が一番行いやすい方法で銀行口座の住所手続きを済ませるようにしてくださいね。
「銀行の窓口」で手続きをする
銀行口座の手続きは、基本的に各銀行の窓口で行います。
銀行口座の手続きは、無料で行うことができます。

スムーズに手続きが完了します。
ただ、銀行窓口の手続きになると、時間帯によっては利用者で混み合っていることがあるため、待ち時間が15分〜30分ほど出てしまうことがあります。
とくに、13時〜15時の時間帯は特に銀行窓口の利用者が増える時間帯です。
日中に銀行窓口で手続きを行いたい場合は、時間に余裕を持って行くようにしてくださいね。
銀行口座の住所変更手続きに必要なものは次の通りです。
やること | |
手続き先 | 各銀行の窓口 |
料金 | 無料 |
期限 | 引っ越し後2週間以内 |
必要なもの |
|
「インターネット」で手続きをする
インターネットバンキングを使っている場合、ネット上からカンタンに手続きを行うことができます。
インターネットバンキングとは、インターネットを通じて、振込や貯金残高明細をスマホやパソコンでいつでも確認できるサービスのことです。
インターネットで手続きができれば、わざわざ銀行の窓口で並ぶ必要がなく、時間を有効に使うことができますよね。
特に、一人暮らしの引っ越しでは、転出届や郵便物の手続きなどすべての手続きを自分で行うことになります。
また、手続きを済ませつつも、洋服や食器などの荷物を荷造りしなくてはならないため、時間は有効活用したいものです・・・

ちなみに、わたしは普段から三菱UFJ銀行を使っています。
過去に引っ越しをしたときは、三菱UFJ銀行のインターネットバンキングにログインし、手続きを完了させました。

三菱UFJ銀行口座の住所変更を行いたい方は「三菱UFJ銀行口座の住所変更ページ」から手続きができます。
三菱UFJ銀行以外にも、インターネットバンキングで住所変更ができる銀行があります。
例えば次のような銀行です。
- みずほ銀行
- 三井住友銀行
- スルガ銀行
- イオン銀行
- あおぞら銀行
- 七十七銀行
- ゆうちょ銀行
インターネットバンキングで口座の住所変更ができる銀行はたくさんありますね♪
住所変更の手続き方法は、各銀行のインターネットバンキングにログインし、画面の指示に従って手続きを行うだけです。
銀行口座の住所変更は、ネット上でカンタンに行うことができるため、仕事が忙しくなかなか銀行に行くことができない場合は、ネットでサクッと手続きを済ませることをオススメします。
ネットで手続きをする場合、必要となるものは次の通りです。
やること | |
方法 | ネットバンキング |
料金 | 無料 |
期限 | 引っ越し後2週間以内 |
必要なもの |
|
「郵送」で手続きをする
銀行口座の手続きは、郵送でも行うことができます。
郵送による手続きをする場合、切手代などは一切かかりません。
ただ、郵送で手続きするときは、一度あなたが住所変更したい銀行へ行き、店頭にある「住所変更届」の用紙をもらってくる必要があります。
なんか、ちょっと面倒ですよね(笑)
例えば「仕事の関係で店頭に並んで手続きをする時間はないけど、サクッと書類だけ取りに行く時間はある」という場合は、仕事の前に書類だけ貰いに行くと良いかもしれません。

ちなみに、三菱UFJ銀行で郵送による手続きを行う場合には、三菱UFJ銀行の公式ホームページから、住所変更届を印刷することができます。

三菱UFJ銀行「住所変更届」ダウンロードはこちら
郵送による手続きを希望する場合は、住所変更届に必要な情報を記載し、ポストに入れて完了です。
ただ、郵送で手続きをすると、ポストに入れた書類が銀行に届くまで少し時間がかかります。
ですから、手続きは早めに済ませることが大切です。
郵送による手続きに必要なものは次の通りです。
やること | |
方法 | ハガキ(郵送) |
料金 | 無料 |
期限 | 引っ越し後2週間以内 |
必要なもの |
|
「電話」で手続きをする
銀行によっては、電話で住所変更手続きを行ってくれるとこともあります。
例えば、次のような銀行は電話での手続きが可能です。
- 三菱UFJ銀行
- みずほ銀行
- イオン銀行
- りそな銀行
- スルガ銀行
- 名古屋銀行
「ネットバンキングで手続きをする方法もイマイチよくわからないし、店頭に行く時間もない・・・」という場合は、電話で銀行口座の住所変更手続きを行うのも1つの手ですよ♪
銀行口座の手続きを電話で行う場合、次のものを手元に用意しておいてくださいね。
やること | |
方法 | 各銀行へ電話 |
料金 | 無料 |
期限 | 引っ越し後2週間以内 |
電話で手続きをするときの確認事項 |
|
銀行口座の住所変更手続きを代理人に手続きを依頼する場合
「銀行口座の住所変更手続きの時間を取る暇がない・・・」
「銀行口座の手続きを友人に任せたいんだけど、それはできるの?」
少数かと思いますが、仕事が理由で手続きをする時間が取れない場合は、代理人に手続きを依頼することができます。
代理人に手続きを依頼する場合には必ず「委任状」が必要です。
委任状とは、代理で手続きの権限を授与したことを証明する書類のことです。

代理人に手続きを依頼する場合は、あらかじめ代理人となる方に委任状を渡す必要があります。
ただ、手続きを依頼する人があなたの家族(両親)の場合は、委任状が必要ありません。
委任状は、親戚、もしくは友人に依頼する場合のみ必要になるので覚えておくようにしてくださいね♪
また、委任状の記載内容は各銀行により異なるため、電話で相談してみるようにしてください。
代理人による手続きで必要なものは以下の通りです。
- 委任状
- 本人の身分証明証(運転免許証・国民健康保険証・パスポートなど)
- 代理人の身分証明証(運転免許証・国民健康保険証・パスポートなど)
- 代理人の印鑑
- 住所を変更する通帳
引っ越しをしても、銀行の支店を移す必要はなし!
ちなみに、利用している銀行を変更しない場合は、支店を変える必要がありません。
たとえば、あなたは今、都内のみずほ銀行新宿支店の銀行口座を使っているとします。引っ越し先は東京都中央区の月島です。
この場合「新宿から月島に引っ越しをしたから、銀行の支店も新宿支店から月島支店に変更すべきなのかな?」という疑問が生まれますよね?
しかし、あなたは利用している銀行を変えないということなので、わざわざ支店を引っ越し先の「月島支店」に変更しなくても良いということです。
支店の変更をすると、口座番号が変わります。すると、通帳やキャッシュカードの再発行手続きをすることになるため、手間が増えてしまうんです・・・
引っ越しの手続きは山のようにあるのに、さらに手続きの量が増えるとめちゃくちゃ面倒ですよね?
ですから、新規で口座が必要ない場合は、住所変更のみ行うようにしてくださいね!
銀行のカードを使わない場合は、解約手続きも忘れずに
引っ越し先に今まで利用していた銀行がない場合は、口座の解約手続きを忘れずに行うようにしてください。

なぜかというと、仮に口座の解約手続きをしないでそのままにしておくと、あなたの口座が「休眠口座」とされてしまうからです。

休眠口座になってしまうと、口座を利用したいときにすぐに使用することができなかったり、入出金のときに手数料が取られてしまうことがあります・・・
ですので、もう必要のなくなった銀行口座は解約手続きを済ませるようにしましょう。
解約手続きは、各銀行の支店窓口で行うことができます。
口座の解約手続きに必要なものは次の通りです。
- 通帳
- 身分証明証(運転免許証・国民健康保険証・パスポートなど)
- 印鑑
まとめ〜銀行口座の住所変更手続き〜
ここでは、銀行口座の住所変更手続きの方法について解説しました。
銀行口座の住所変更手続きは次の4つの方法で行うことができます。
- 銀行の窓口
- インターネット
- 郵送
- 電話
上記の中から自分に合った方法で、引っ越し後2週間以内には手続きを済ませるようにしてくださいね♪
手続きを忘れてしまうと、重要書類が新住所に届かなくなってしまうため、忘れずに行いましょう!